名前の名入れ図案の作り方

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子どもの持ち物や、推しの名前のグッズづくりなど、名前を刺しゅうするときの図案の作り方をまとめました。文字の大きさ、2段組みのコツ、布の大きさの選び方を順番に説明します。

まずは入れる場所の大きさを測る

名前の図案を作るときは、最初に「どこに、どのくらいの大きさで入れたいか」を決めます。たとえば、体操服のゼッケンの横なら幅8cmほど、ハンカチの角なら3〜4cmほど、上履き袋なら10cm前後が目安です。入れたい場所の幅と高さを測っておくと、図案の大きさや布のカウントを選びやすくなります。

図案メーカーでは、目数と布のカウントから仕上がりサイズを自動で計算します。文字を入れたあと、大きさ(小・中・大)と布(11ct・14ct・18ct)を切り替えて、測った大きさに収まる組み合わせを探してください。

子どもの持ち物に入れるとき

保育園や幼稚園、小学校の持ち物には、子ども本人が読めるように、ひらがなで名前を入れることが多いでしょう。ひらがな3〜4文字なら、「中(12目)」と14ctの布で、横幅はおよそ7〜10cmになります。

  • 読みやすさを優先:糸の色は、布の色とはっきり差がつく色を選びます。白や生成りの布なら、こん・あか・こげ茶などがよく映えます。
  • 洗濯に強く:持ち物は何度も洗うので、刺し始めと刺し終わりの糸はしっかり裏で始末します。刺し方はクロスステッチの基本の刺し方をご覧ください。
  • アイーダ布をワッペンに:厚手の生地や伸びる生地に直接刺すのは難しいため、クロスステッチ用の布(アイーダ)に刺してから、ワッペンのように縫い付ける方法もあります。

例:「ゆうと」を枠つきで作る

推しの名前を刺すとき

推しの名前やグループ名を刺して、うちわやポーチ、ぬいぐるみの服などに使う方も増えています。推しのメンバーカラーに近い糸を選ぶと、ぐっと気持ちが伝わる作品になります。図案メーカーの糸の色には、それぞれ近い色番号の目安を表示しているので、糸を買うときの参考にしてください。

カタカナやアルファベットの名前は、ひらがなより横幅が狭くなることが多く、すっきり収まります。名前の前後にハートや星を入れるのも人気です。記号は数字・記号の刺しゅう図案一覧から選べます。

例:「★REN★」を作る

2段組みのコツ

名字と名前、名前とクラス名など、2つの情報を入れたいときは2段組みにします。ツールの入力欄で改行すると、2段目になります。

  1. 長いほうに合わせて中央そろえ:上下の文字数が違うときは「中央」を選ぶと、全体がまとまって見えます。
  2. 行間は2〜3目:行間が狭すぎると、上の段の下の線と下の段の上の線がくっついて見えます。2目以上あけると読みやすくなります。
  3. 上下で字の種類を変える:上はひらがな、下はアルファベット、のように変えると、ひと目で2つの情報だとわかります。
  4. 大事なほうを上に:いちばん伝えたい名前を1段目に置きます。

例:「さとう/はるか」を2段で作る

布の大きさの選び方

図案メーカーが表示する「必要な布の大きさ」は、図案の仕上がりサイズに、上下左右それぞれ5cmの余白を足したものです。刺しゅう枠にはめるには、図案のまわりに余白が必要だからです。小さな図案でも、直径10cmの刺しゅう枠を使うなら、布は15cm角くらいあると作業しやすくなります。

仕上がりを小さくしたいときは目の細かい18ct、大きくはっきり刺したいときは目の粗い11ctを選びます。はじめての方には、目が見やすく糸も通しやすい14ctがおすすめです。詳しくは布のカウントと仕上がりサイズの計算で、表を使って説明しています。

名前の図案は、URLをコピーしておくと、あとで同じ図案をすぐに開けます。兄弟姉妹の分をまとめて作るときにも便利です。